圧倒的な積雪量を誇る。橅の巨人の森から上は針葉樹林が存在しない高山帯が広がる。
夏は高山植物の宝庫、秋は錦秋の彩り、冬は粉雪の世界、春はスキーと眩い新緑。
まったく贅沢な山だ。お決まりだけど外せない。それが月山。
この山域が持つ独特の世界観はおそらく信仰の歴史が背景となっている。
白い峰から険しい湯殿の絶壁を間近に谷底に向かって落ちていく。
橅の森の生命力を感じながらスピードを緩め、やがて現実に戻って行く。
旅の最後、落日の太陽に月の山があやしく照らされていた。
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