2017年2月23日木曜日

樹氷原で思うこと。

蔵王の樹氷原を滑るといってもですね。
なかなかその条件にぴったり合う事は少ないように思うのです。
樹氷もベストのモンスター。快晴パウダー文句なし!という事は記憶に少ないのです。
風でシュカブラ天国。モナカ地獄。上やら下やらわからぬ迷宮ホワイトアウト。
これが現実ですかね。
今回はというと数日前の気温上昇でモンスターはちょっと迫力不足ながら、モヤのなかから幻想的にその姿をちらりと見せてくれました。
雪は若干脆弱ではあるものの樹氷原を縫うように滑る快適滑降となりました。
こんな時は雪上車観光ツアーの人々の「わたしたち優雅に車窓から樹氷を眺めているの。」的
ななめ45度の視線にも負けず「俺たち最高パウダーだもんね。うっしし。」と余裕で上からお手を振るのである。

一瞬の光に樹氷原が輝くのだ。
 
見上げる太陽
ああ青空よ。
 

2017年2月19日日曜日

ローカルスキー旅 その弐

ローカルの旅。別にどうってことはない。あちこち旅してみんなで滑るだけの事だ。
今回は雪がどこも良くなかった。予定していた場所も雪が少なくあきらめた。
山形県最上町赤倉温泉。
清流の両岸に小さな温宿が立ち並ぶ風情のある温泉町。その裏手になかなかいいスキー場がある。
赤倉温泉スキー場だ。
斜面は広くねじれが少ない。いくつかの斜度変化を繰り返してゲレンデ下のいくつかあるレストハウスに向かって一直線に滑り落ちる。ん?いくつかあるレストハウス?そう。ここは個人経営のようなレストハウス&休憩小屋がいくつもある。餅。ジンギスカン。メイプルケーキ。それぞれ味のある小さな小屋だ。平日は閑散としていてそのどれかに入ろうか迷いながら滑りおりる度に目移りしてしまうのだ。ところが今回は違った。地元のスキー大会なのであった!大混雑。う~んと困っていると背後から声。「わたなべさん!ぐふふ。」昔の後輩で最上町在住の黒坂君登場!かつてのラップ小僧はいまや二児の父親。しかもスキー小屋の経営に関わっているらしい。「うちのレストハウスを使って下さい。ぐふふ。」とのこと。「ありがとう。ぐふふ。」と今回もうまい具合にぐふふの結果となった。
当日は結構ハードなコンディション。それでも12名の華麗な滑り&個性の塊で楽しい一日となりました。ありがとうございました。

 新庄神室の展望が素晴らしい。
本来ならあちこちにパウダー斜面が広がる絶好の斜面なのだ。
 
若者達からも絶大な人気を誇るyo氏。
今回は回旋系を伝授しました。
次回はパウダーで会いましょう。
 
aiさん。積極的な滑りが良いですね~。
次回は温泉宿で飲みながら。
 
yokさん。柔らかなタッチはみんなに見てほしいものです。
叉旅のスイーツ師匠。
 
ogr親子。aoちゃんに急かされて滑る父。
なかなかやめられない長い一日。
いいね。
 
kadocchi登場。
そのスピード感。いいよ。さすが氷に慣れてるな。
道東人は。
 
続いて myk。
いいんです。ゆっくりで。
ゆっくりなほうがあとからきっちり追いついてくるんです。
 
ahhi。実力者はむしろ
テレマークポジション以外の部分の美しさがある。
力を抜いて切り替える直前のうごき。これだ。
 
みなさんお疲れさま。ありがとね。
スキー大会も終わりいつもの赤倉温泉スキー場になった。
 
村山葉山の向こうに日が落ちる。
雪国の夕暮れだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017年2月13日月曜日

裏磐梯冬景色。

もう先月の事ですが、忙しい日々なので仕方ない。
たまにはスキーを置いて滑らない道具で歩いてみる。しかしながらヒールフリーという共通点がある為か、なんだか少し滑る気がするネ。
気の置けない仲間とうらうら歩く裏磐梯もいいもんだ。雪がチラチラ。そしてコンコン。やがてビュービュー。大雪だ。
沼の色が艶やかに雪に映え、沼も雪景色を映し込み。なんともいいものだ。

 磐梯山よ顔をだしておくれ。
 
沼の水源や水質で色が変わる。
雪景色に映える。
扇型でなんだか縁起が良い。
瑠璃色の沼に雪景色が映る。
 


2017年2月2日木曜日

北海道の東より来たふたり。

叉旅Lessonもハイシーズン。忙しくも充実した毎日です。
今日は我がふるさと北海道の東から来られたお二人。ぼくとつで爽快。奥ゆかしくて華やか。そんな素敵な北のヒト。
なんだか心の奥がじーんとなるような出会いでした。

どんどんよくなる kadocchi。
情熱がじわりと伝わってくる滑りです。 
 
いつも奥ゆかしいmyk。
基本が美しい滑りなんだから自信もってね。
 
いつまでも二人と滑っていたい一日でした。
ありがとう!
 
 

蔵王の冬景色

1月なかば。何度か蔵王に行く。
例年になく雪が少ないばかりか、地表が氷結していない。
スカスカだ。
アカミノイヌツゲやハイマツが顔をのぞかせる。
う~ん。今後の状況が心配になる。
濁川源頭も地形が露出してひだひだなのだ。