2014年12月22日月曜日

白石スキー場オープン&レッスン

 
2015シーズン幕開け。この日は主要メンバーがレッスンに来てくれました。
12月19日は雪も良く比較的天候も安定したスキー場開きとなり今年も良いシーズンとなりますように。また、蔵王の山々がどうか静まる事もあわせて祈願した次第であります。
みなさん東北のすばらしい自然と人とおいしい食事と温泉を楽しみに来て下さい。
あ。そうそう叉旅のレッスンもなかなかですよ。と控えめに宣伝させて頂きます。では。


 
相変わらずキレキレのbaku。ここまで滑れる女性はなかなか拝見しないのですが、まだまだ
レベルアップ可能です。2015は飛躍の予感。
 


いよいよ復活!元祖料理長。待ってました!鋭くパウダーを狙いつつ、抑えて滑るこの姿。
今シーズンもどうぞよろしくおねがいします。叉旅レッスンのすべてをお伝えする所存です。

2014年12月18日木曜日

泉ヶ岳のプロ集団キタル。

今回は泉ヶ岳の自然と人に精通する若者グループとのテレマーク体験会。
この方々は専門はそれぞれ異なってはいるのですが、この道に生きるプロ集団、指導員です。
その姿勢、その知識に大変刺激を受けました。いっしょにがんばりましょうね。
こういう仲間が増えるとうれしい気持ちでいっぱいになります。人と自然をつないで行きましょう。

 
 
初チャレンジで見事。テレマークターン!om氏の姿勢には頭が下がります。もうテレマーカーです。


tnさんはひさしぶりのスキーレッスン。ゆっくり楽しみましょう。大丈夫です。冬の自然を存分に楽しんで下さいね。またご一緒しましょう!
今回企画の中心でいろいろ奔走してくださったchさん。相変わらず楽しく滑ってくれます。ありがとう。

2014年12月1日月曜日

遠野郷にて思うこと。

山々を歩いていると現代人とその生活や文化を異にする人々がいた痕跡を発見する事がある。
山人の伝承。古い信仰。荒ぶる神々。
そのようなものがなにものであるかはわからないけれど、そのような者の末に自分がいるのかも知れないという可能性になにやら心揺さぶられるのでありマス。
遠野まつりは明るく楽しいお祭りであるのですが、このお祭りにもここの人々にもそのような香りを感じるのデス。今回は遠野の歴史を訪ねて歩き、遠野まつりを通して民俗文化に触れる旅。
私たちが遠い昔に置いてきたものや人々の願い。そのようなものを感じる旅となりました。

青笹しし踊り。鹿踊りと神楽の山神舞、豊年踊りが融合したものといわれる。


平倉神楽 諷踊(ふうしょう)舞。高天原の荒神が悪魔邪気を払う舞。早池峰神楽の系譜は
有名な岳や大償神楽だけではなく、山麓の各地に伝承されている。


卯子酉(うねどり)さま。左手で赤布を結ぶと願いが叶うという。



五百羅漢。飢饉で亡くなった人々への鎮魂の願い。

 
 
程洞のコンセイサマの鳥居の前に立つ狛犬。

2014年11月30日日曜日

槍の穂先にて。

槍ヶ岳。北アルプスのランドマーク。この山脈の風景に鋭くアクセントをつけて山に向かう者たちの気持ちを高揚させてくれる日本の名峰だ。
上高地に降り立つと、大勢の登山客、クライマー、観光客、旅人の賑わい。いつも人の少ない山域を歩く者にとっては全てがあまりに眩しい。
今回は南岳をからめてゆったり歩く贅沢な山旅だ。天候に恵まれ親しい友と歩く明るい山道は
また違った山の楽しさを教えてくれる山旅であった。


氷河公園・天狗池からの光景。青空と雲と槍ヶ岳。ゆったりとランチタイムをたのしんだ。


南岳から大キレットの向こうに北穂高岳から続く主稜線を見る。この日はこの後ガスに覆われた。


槍ヶ岳の日の出。好天に恵まれ小屋の登山客の賑いが聞こえる。今日も良い一日に期待。



黒部源流の山々にも光がさして来た。思い出の山旅を振り返る展望だ。

 
 
槍の穂先からの展望。登った者にしかわからない感動を教えてくれる。文句なしだ。

2014年11月26日水曜日

原始の森ニペソツ山。

ニペソツ山。標高2013m。日本で一番東に位置する2000m峰である。
山名はアイヌ語で「流木がある川」もしくは「シナノ木の皮を剥ぐ川」の意。
この山の魅力は原始性であろう。東大雪山系のくくりではあるが登っている感覚は道東やさらに北方の香りのする山だ。開拓以前の姿を残す原始の森は深く。幾つもの森と岩峰を超え頂きを目指した。風雪にさらされた山頂は鋭く切れ落ちて大雪山系の雄大な眺めと十勝平野へと続く樹海のうねりに圧倒される。
普段なかなかお目にかかれない高山植物たちやナキウサギも間近にその生態を見せてくれる。
日帰りでの山行も可能ではあるが今回はその魅力を天幕で一夜をすごして体感した。
夕暮れと朝焼けの移ろいは太古から続く時の流れを感じるひとときとなり、自然の大きさと我々の小ささを思う山行であった。


ニペソツ山の雄姿。天狗岳から望む。一度下ってさらに急登が待っている。空が近い。


前天狗のテン場。数張のスペース。この日は我々のみの幕営である。数年前はナキウサギが
度々訪れてくれたがこの日は声のみ。登山者の増加の為であろうか。


原始の森から湧く雲。その上のウペペサンケ山が怪しく聳えている。


雲海の向こうから朝日を迎える。クマネシリ山が影を落とし遠く阿寒と知床連山を望む。快晴だ。


前天狗の岩場の向こうにトムラウシ山をはじめ大雪山系の名だたる山々遠望する。大雪山縦走をした者には心に残る光景だ。


山頂とその東面は希少な高山植物の宝庫となっているが、一帯は切れ落ちており転落事故も発生しているようだ。植物保護と転落防止の為にも自制した行動が求められる。写真はフタマタタンポポ。

 
 
展望の稜線の下は樹海の深い森。静かな山域だ。
 
【山行memo】 
※登山口すぐの沢は倒木に頼って渡る。
※小天狗岳の岩場は短いが狭く滑りやすい。ルートを見極めて足元には十分注意。
※途中の水の確保については期待しないほうが良い。
※前天狗にはトイレブースがある。携帯トイレ持参の事。
※山頂一帯と東面は滑落注意。
※距離も標高差もあるルートなので計画には余裕を。
※前天狗付近は濃霧時等の視界不良時は特にルートが不明瞭。
※幌加温泉コースにいては不明(廃道状態と聞く)。
今回は十六ノ沢コース。こちらがメインルート。


ニセイカウシュッペ山に登る。

アイヌの言葉でニセイ・カ・ウシ・ぺ 「崖の上にあるもの」の意。
表大雪とは層雲峡を挟んでその対岸にあり、柱状節理の断崖の上にある山である。
高山植物に恵まれ、比較的登りやすく変化に富んでおり登山の楽しさを満喫出来る北大雪山系の
名山である。前回の平山とは痩せた岩稜、通称アンギラスの背でつながっている。
まずはチシマノキンバイソウの群落が圧巻で誰しも感嘆の声をあげる。
天をつく鋭い岩峰、大槍の周辺はチングルマやハクサンイチゲ、エゾノツガザクラがまとわりつくように咲き乱れその背景には遠く大雪山系が残雪豊かに広がっている様は雄大だ。
高山植物に励まされながら展望の山頂に至る贅沢な山旅なのだ。

 
 
大槍の北東斜面のチングルマとハクサンイチゲ、ツガザクラ類の群落は圧巻だ。
 

 
 
 



 
 
大槍とその背後の表大雪の山々の展望。これから最後の登りにかかる。
 


チシマノキンバイソウ。大雪山系でみられる高茎草本類の代表格。艶やかな黄金色が美しい。

【山行memo】
※この山域は熊の出没が多い。今回もかなり大型のヒグマを目撃しているので注意。
※林道にゲートが設置されているので予めゲートナンバーを確認の事。



勇んで平山へ向かう。

 
北海道、北大雪山系、平山。
高山植物の名山である。その名の通り山頂部はなだらかで平たい。
林道の崩壊によりしばらくの間登山口まで通行出来ず足が遠のいていたけれど、ようやく開通の
知らせが届き、勇んで訪ねてみた。
この山は表大雪(大雪山中央部)に比べると広大な群落にこそ恵まれないが、歩を進めるほどに異なる環境に適応した高山植物を楽しむ事が出来る。特にタカネシオガマの群落は美しく印象的だ。山頂に近づくにつれ平山と対峙するニセイカウシュッペ山とそこへと続く痩せた岩稜、通称アンギラスの背が迫る。
ピークハントというよりは、高山植物をじっくり観察し、北大雪の展望を楽しみながらの稜線漫歩が似合うのが平山だ。
 


 
 岩場に咲くタカネシオガマ。訪れた7月10日は見頃であった。遠くニセイカウシュッペ山を望む。
 
 
 
 おなじみ高山植物の女王コマクサ。少し環境が異なるだけでこれほど種類が異なる。