2014年5月21日水曜日

嵐のあとでまた会おう。

   
   嵐の後の笙ガ岳はここのところ定説となっている。
   風当たりの強い西向き斜面は新雪が降ってもしっかりと締まっている。
   時に野鳥が急激な気象変化に降りられずばたばたと雪面に横たわり
   それを狙ってイヌワシが旋回する姿を良く目撃する。
   そんな時。雲ひとつ無い晴天であったなら迷わず笙ガ岳なのだ。
   ここ数日で庄内平野の水田も見事に水が入って鏡のようにキラキラ光る。
   海に向かって滑れ!
   海と空の境が曖昧になっていよいよ飛島が浮かんで見えた。


   庄内平野の豊かさはそこで暮らす人々の豊かさでもある。


   新山を背景に。笙ガ岳山頂より。


   ikさん。今シーズン沢山ありがとう。また待ってます。


   空と雪の間でターンを刻むTadyboy。


   最後のターンをかみしめて海へと向かう。ありがとう!また会う日まで。

2014年5月20日火曜日

待てば海路の日和あり。


   鳥海山は連休明けの嵐で新雪が降った。
   昨日は荒天にて山海の幸を求めてあちこち歩き。イワナ釣り。山菜採り。天寿酒造や
   金浦漁港に仕入れなどに出掛け、別グループは鳴子こけし館。稲庭饂飩というみちのく旅。
   それはそれで充実の旅であった。
   今日の予報は快方に向かう予定だが、そうは問屋が卸さない。
   そんな時は慌てず騒がず待つしかない。
   こんな時は東側のエリアが比較的穏やかで晴れ間が出やすい。
   ゆっくりお茶を楽しんでから出掛けた。
   ほら。太陽が。風裏地形でモッサリ気味の雪だけど文句は言うまい。
   最後は橅の新緑が優しい春のスキーになっていた。
 

   久しぶりの純白の鳥海山だ。流れる雲が影を落とす。笑顔がいいね。


   橅の新緑を愛でるステップソール旅。やっぱりテレマークで良かったと思う。


   懐の深い山だなぁ。明日もよろしく。鳥海山!

鳥海山 笙ケ岳。


   海に向かって滑る。飛島と夕陽。庄内平野の広がり。
   笙ガ岳は比較的短い登りで素晴らしい滑降を味わえる最高の山だ。
   西鳥海火山に属し侵食の進んだ均一な斜面を持ち西側の斜面は日本海からの
   風と雪をまともに受けて叩かれる。
   キッチリ締まった大斜面は爽快で豪快なスキーを約束してくれる。  
   

    視線の先には海がある。


   海に向かって滑る。


    だんだん良くなるsto。


    雅楽で「笙」の音色は「光」を表すという。雲間の光を縫って滑るotk。

2014年5月18日日曜日

鳥海山 猿倉バリエーション。

   
   日本海に裾野を没する鳥海山は急激な天候の変化が常だ。
   寒気が残り天候の回復が遅れる事もしばしば。
   この日は午後から荒天の予報。
   「今日は無理せず行こう。」
   昨日のハードスケジュールと夜の宴の披露も加わってまったり気分。
   七ツ釜より上部は風雪、風雨が激しい。
   あまり登らず下りを楽しもう。 
   僕らの安全牌。猿倉バリエーション。
   広大なボウル地形。ダケカンバの疎林。忘れられたオープンバーン。
   そして穏やかな橅の森。
   ステップソールも似合うこのフィールドはヒールフリーの楽園なのだ。


   祓川のメインルートからスライドする。


   神奈川から転勤の決まったokw氏。来シーズンはパウダー三昧か。優雅に滑る。


    沖縄から急遽参戦のおとうちゃん。やっぱりオーラは消えてない。


   来年は古い仲間でまた行こうよ。

 
    esk氏。昨日の疲れも感じないアグレッシブターンだ。


   優雅に滑るsto。叉旅の若手の逸材。


   AH。今シーズンも本当にありがとう!

2014年5月14日水曜日

鳥海山 荒神ケ岳

    
    鳥海山の北面は山体崩壊と度重なる溶岩流によって形成された地形である。
    今回は荒神ケ岳の肩から溶岩流の跡を辿って獅子ケ鼻へ。
    快晴の青空に映える新山の荒々しい姿に心奪われる。
    噴火の度に神階を増した大物忌神の威厳と蝦夷の不遇の歴史に思いを馳せる。
    果てしなく続く大斜面。陽射しに輝くスキーの軌跡。
    恍惚のターンを刻んで降りた。 
   

    北面をバックにゆるい赤川スロープを登る面々。


   AHの豪快な滑り。景色も滑りも素晴らしい!


    鳥海山の地形を身体で覚えた感のあるTady boy。


    稲倉岳は今日も晴れ。フィルムクラストに変わった斜面を飛ばすAH。


    今季抜群の上達をみせたsto。ケーキも好評でした。ありがとね。


    この景色の前に言葉はイラナイ。


   yo氏。鳥海山の北斜面にも確実に正確にターンの軌跡を残した。


   eskの滑り。心地よいザラメ斜面に描くターン孤。


   ここ数年、北面開拓に関わったTadyboyの集大成。いよいよ鳥海山と一体になる滑りだ。

    

2014年4月29日火曜日

鳥海山へ。


   鳥海山。
   日本海からの強烈な季節風と豪雪。複雑な火山地形。広大な無木立斜面。
   鳥海山は東北を代表するスキーツアーの聖地だ。
   全方位にスキーに適した大斜面を擁し、 いまだ人跡稀な斜面を残すこのフィールドは
   開拓精神を満たすに十分な奥深さと可能性を持っている。


   新山と七高山。北面基部から仰ぎ見る。北面はいまだ訪れる者は少ない。


    外輪山は岩に雪と氷が張りついて白い溶岩のようだ。


    新山山頂から千蛇谷を挟んで笙ケ岳と酒田の海岸線を望む。

2014年4月26日土曜日

新保岳(しんぼだけ)に登る


   新保岳(852m)は新潟県の北、朝日村と山北町の境界に位置する葡萄山塊の最高峰で
   一等三角点の山である。
   標高はさほどでも無いが積雪量が多く、橅の森が美しい山だ。
   山頂付近では、展望に恵まれると日本海に浮かぶ粟島や朝日・飯豊の連なり、摩耶山塊の
   向こうには月山・鳥海山の勇姿が望まれる。
   この日は残雪に橅の芽吹きが映え、イワウチワを愛でる山旅となった。
   気の合う仲間と春の山。やっぱりイイねと思う時間だ。


   標高はさほどでは無いが冬の積雪量が多い葡萄山塊に春の足音は確実に近づいていた。


   見事なイワウチワ。雪の下で耐えていたんだね。


   中腹は芽吹きと残雪の景色。


   山頂近くの橅の森。春の日差しが暖かい。