2014年4月12日土曜日

八甲田の山に遊ぶ


   八甲田山という名の山は無い。噴火口を頭頂部に抱え、たおやかな裾野を広げる
   火山群の総称。冬になるとこの山群は東北を代表するスキーツアーの天国になる。
   無木立斜面では火山地形を楽しみながらのダイナミックな滑降。
   アオモリトドマツの樹氷の森を縫うように駆け抜けて穏やかなブナの森へと
   吸い込まれて行く安堵。
   巧みなルート構成の上に、全ての人が分かつスキーのたのしさを教えてくれる山だ。
   先人達の労苦と夢の跡。その恩恵に僕らは遊んでいる。
   山麓の温泉はいずれも湯治の風情を残して味わい深く。
   ちょっと足を伸ばせば陸奥湾の幸に舌鼓。
   

    毛無岱より北八甲田連峰を眺望する。新雪の白さが青空に映える。


    総合力の高さでダントツのTady boy。日々進化を遂げる。いつもありがとね。


    板が走る八甲田の森。トドマツ林はやがてやさしいブナの森となる。


   いちご煮炊き込みご飯。ホタテのお刺身。せんべい汁。ch料理人が腕を振るう。
   これまたikさんのおかげだね。おつかれさまでした。

2014年4月9日水曜日

栗駒山のザラメ雪

    春の陽光の下、栗駒山の山頂を目指した。ブナ林を抜け心地よい春風の尾根を行く。
    名だたる東北の名峰は霞の空に浮かんで白く。額の汗も心地よい。
    日差しに緩んだザラメの大斜面。飛び込むように爽快なターンを刻んで降りる。
    あまりにいいので登り返して楽しんだ。出逢う山人の笑顔も絶えない。
    今日の旅路を振り返り、少し重くなった雪も愛しく感じる春のスキー旅でした。
   

   春の栗駒山。今日はニッコリ笑っている。


    chさんのアグレッシブターン。成りは小さいけど滑りはでかく栗駒山を滑る。


   今シーズンレベルアップが目覚ましいwさん。福島の素敵なテレマーカー。


    otkさんの滑りも山に馴染んで美しい。めいっぱい楽しんでね。


    午後の日差しをバックにザラメ斜面が続く。



吾妻山ステップソールの旅

    
   磐梯吾妻スカイライン開通の知らせは春のステップソール旅の幕開けを告げる。
   浄土平の喧騒を背に雪原へと軽快に歩み出す。
   あちらこちらに楽しい斜面が見える。
   気のむくままに登り、ザラメの心地良い滑走音を響かせターンを刻む。
   魔女の瞳を拝みに登るのも一興だ。
   開眼まではまだしばらくかかりそう。夏の蒼さが懐かしい。
   ステップソールの軽快感に時を忘れ気がつくと午後の日差しに蓬莱山が輝いていた。


    魔女の瞳、吾妻の瞳と呼ばれる五色沼。もうしばらくおやすみね。


   美しいyo氏の滑り。総合力の高さも光る!


    ムードメーカーsさん。今シーズンはほんと伸びたね。これからますます楽しくなります。


   mさんの滑り。山でもパフォーマンスが落ちないところはさすが。


    蓬莱山よまた会おう。

2014年4月6日日曜日

森吉山へ向かう理由


   ヒット率が悪いのがなんとも痛いのだが当たるとホームランというのが森吉山の印象
   だろうか。吹雪、強風、ゴンドラ運休というのが敗因だ。
   2014シーズンは2度のチャレンジとなった。
   1回目は晴天に恵まれはしたものの、前日までの気温上昇と降雨からの急下降で全方位
   モナカ雪の上がアイスというと表現上、なにやら甘党には魅力的だが我々スキーヤー
   にとっては絶望的な状況。
   2回目はややガスってはいるものの最高の膝丈パウダー。樹氷原に向かって伸びやかな
   ターンを描くことが出来た。
   美味しい思いを一度すると何故かまたそこに足が向いてしまう。
   柳の下のドジョウならぬ樹氷の下の粉雪か。


   3月に入っても樹氷は残る。

 
   小ぶりながらも個性的な森吉山の樹氷。光と影のコントラストが際立つ。

愛弟子オグラ

僕がテレマークをはじめて教えた男。
愛弟子オグラ。
初期の全くなってない僕の教えでかなり遠回りをさせた気がする。
それでも結婚し、かわいい子らに恵まれて今。
素晴らしいテレマークスキーヤーだ。
この日は北泉ヶ岳。仙台から最も近いパウダーエリアで
心が通うスキーツアーだ。これからもよろしくね!


   ソフトスラブでちょっと重め。いつも通りでイイ。

 
   光と影を縫うように。

白太郎山の展望

   
   白銀に輝く朝日連峰の素晴らしい展望台。
   以前からこの山の名声は聞いていた。
   小国から五味沢へ向かい徳網の民家の脇、のっけから急な取付きをぐいぐいと
   高度を稼いで行く。杉林はやがて見事な橅林へと変わるがそれでも尾根はちょっとも休まずに
   僕らを頂へと導く。山頂からは噂に違わぬ展望を心ゆくまで愉しんだ。
   春風に霞んできた祝瓶山を背に重い雪を降りた。
   

   山頂から祝瓶山の展望。

栗駒山の橅の森


   栗駒山は知る人ぞ知るスキーツアーの名山だ。オープンバーン、急斜面、橅の巨木林。
   地形の複雑さに守られて素晴らしい斜面を隠している。スキーツアーの要素をコンパクトに
   凝縮したようなこの山にどうしても惹かれてしまう。
   この日もメインルートを外して古道を進み、その先の橅の巨木帯を目指した。
   快晴。パウダー。文句なし。
   人影もトレースも見えない無人の深雪斜面にそれぞれのターンを刻んでいく。


   どこの斜面も素晴らしい巨木の疎林。人知れず深雪を溜め込んでいる。


   パウダーマエストロもご満悦のオーバーヘッド!来シーズンも待ってるぜ!


   Yoさんもさすがの滑り。「深雪いいねっ!」