2013年10月20日日曜日

安達太良山 横断。

今回の山旅は、塩沢温泉から湯川に沿ってくろがね小屋まで歩き、牛の背を越えて
船明神に至るルートを登路とし、下山は西に下って沼尻温泉というコースである。
いわば安達太良連峰を横断する形だ。
最初は沢の渡渉を繰り返しながら紅葉に彩られた断崖や滝をめぐる変化に富んだ道。
くろがね小屋から先は火山地形に圧倒され船明神山頂に至れば、爆裂火口の沼ノ平を眼下に
安達太良連峰主稜線を堪能出来る展望の山旅となる。


《コースタイム》
塩沢温泉登山口⇒(2時間30分)⇒くろがね温泉⇒(1時間10分)⇒牛ノ背稜線⇒(30分)⇒船明神山頂
⇒(2時間)⇒沼尻温泉登山口
※コースタイムは標準的なもので休憩時間は含まれておりません。塩沢温泉登山口からくろがね
温泉までは時間的に余裕をもったほうが良いでしょう。

《注意点》
◎沢の渡渉は増水時は注意が必要です。まわりを良くみてルートを見極めましょう。対岸に道標が
あるのを見落とす事があります。また、整備されていますがその時の状況により安全な渡渉ルートを見つけましょう。
◎鎖場や不安定なトラバースの箇所が幾つかありますのでご注意を。
◎くろがね温泉から先は強風地帯です。稜線に出る前に衣服の調整をしましょう。
◎峰の辻や牛ノ背の稜線、船明神の分岐では進行方向に注意です。地図やエアリアマップを
事前にしっかり確認して下さい。特に稜線に出たら50mほど南に進むと船明神への道が有ります。
「アタミ」というペイントが有ります。
◎船明神付近は脆い火口壁のきわですので足元注意。
◎船明神を過ぎて高度を下げるにつれてぬかるんだ針葉樹林帯になりますのでスリップ注意です。
◎沼尻登山口の林道状況については一度確認を。
◎稜線に出て鉄山を経由、笹平から塩沢温泉登山口へ周回するコースもあります。ただし、僧俉台
から八幡滝への連絡コースは廃道扱いです。
◎時間のかかるルートですので余裕をもった計画を。



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