2013年11月6日水曜日

真昼山地 女神山

和賀真昼山塊の南に位置する女神山はふるさとの山といった感の優しさがある。
全山をすっくとのびやかなブナの森に覆われている。深山幽谷の厳つい趣ではなく清々しい森であり山なのだ。今回は反時計回りの周回コースで落ち葉を踏みしめながら森と滝を楽しむ山歩き。
時期を選べば新緑の眩しさや黄金に輝くブナの黄葉も魅力的だろう。女神山だけでも、湯田の温泉を基地に真昼や和賀の山々と掛けるのも楽しい山旅となる。

登山口からすぐにブナの森へ誘われる。落ち葉を踏みしめての山行。

白糸の滝を俯瞰する。

晩秋の青空にむかってすっくとのびる女神山のブナ。

山頂と西への周回コースの所々から見える真昼岳。山頂直下から続くの縦走路へ思いを馳せる。

《コースタイム》
登山口⇒(10分)⇒白糸の滝下降点⇒(5分)⇒尾根取り付き分岐⇒(30分)⇒尾根平坦地⇒(35分)⇒
周回コース分岐⇒(20分)⇒女神山山頂⇒(10分)⇒周回コース分岐⇒(30分)⇒尾根から外れる⇒(10分)⇒
ブナ見平⇒(8分)⇒コル分岐⇒(13分)⇒沢渡渉⇒(7分)⇒尾根取り付き分岐⇒15分)⇒登山口下山。

《注意事項》
◎西和賀町湯田方面から雫石町へ抜ける県道1号線、湯田トンネルを抜けてほどなく左折。下前川に沿って狭くて脆い林道を白糸の滝を目指してすすむ。駐車スペースは10台ほど。
◎登山口からすぐの濡れた登山道はトラバースが続く。足元に注意しよう。
◎山頂は東側の展望がある。真昼岳への縦走路に少し入ると西側や真昼岳の展望が得られる。
◎周回コースはブナの美しいコース。尾根から外れる所は地図と整合させて注意して歩きたい。
◎ブナ見平から下ってのコルの分岐は道標も無く注意が必要。地形図を確認して東に折れる。
◎沢の渡渉は増水時以外は問題無く渡れる。不安定だがアルミの橋が渡されている。降る滝などを楽しみたい。
◎帰路に湯田の温泉に立ち寄るのもいい。ほっと湯田駅のお風呂(¥300シャンプー、石鹸付き、ドライヤーあり)は地元の皆さんで賑わう味わい深い温泉だ。

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