陽はもうすっかり高い。
朝目覚めてみると。
雪は1日で氷となり。
スキーも釣りも無理だと判る。
二度寝を決め込んだ。
一年の計は元旦にあり。
とか…
ぼんやりしてても仕方ない。
車を走らせ
霧多布(きりたっぷ)岬へ。
鉛色の大平洋に
老いた笹の草原が
脆い断崖となって落ち込んでいる。
オホーツク海の低気圧の渦巻きのためか
波は荒くなり
岬の先でうねる。
はじける。
沖の波頭の眩しさに
大昔に住人が去った無人島が黒々とそこにある。
何もない誰もいない。
さて。今年の始まりだ。
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