2009年12月18日金曜日

姫神猛者伝説



12月16日
のんから山行に同行。
岩手の姫神山。
東北自動車道からもその端正な三角形が印象的な山。
一本杉登山口からの往復とする。
昨日からすっかり冷えて凍えるような寒さ。
杉林を抜けて明るい雑木林を順調に登る。
日差しに樹氷が美しい。
山頂直下の岩場は凍結して慎重に。
いやいやなかなか 侮れぬ。

山頂は風と雲が吹き抜けるが、今は穏やか。
さあてお昼!
のんから恒例の豪華メニュー!
本日はのりこ組長特製。
餃子の皮で代用した即席はっと汁だ。
うめい。 旨い。 上手い!
と感心しきり。
と、そこに登山者!
『私はこの夏から254回登ったんですよ。』
何故か鎌をピッケルのように持ち。
静かに笑って立っている。
組長はすかさずシェラカップに即席はっと汁を入れて渡す。
こういう時はご馳走するのが、一番だと
組長は知っている。

全員でいつもより早く昼食を切り上げてそそくさと下山に取りかかる。

するとそのおじさんは
『わたすが案内してあげましょう』
そんなわけで、下りはそのおじさんが鎌でステップを切った道を降りる。
話しこむうちに、このひとは、
3月の残雪期から7月1日の岩手山山開きまでに、岩手県の全ての道のある山を登りきるという事がわかった。
さらに、岩手山を登った後に馴らしで姫神山を往復する事を常としている。
いやはや
凄まじい。

そこにもう一人下から上がって来る。
『おぉKさん』
『おぉHさん』
どうやら知り合いのようだ。
こちらの方は姫神山に年間400回登るKさんだと紹介される。
今日もこれから2回登るとの事。

もはや趣味ではない。
おいしいね。とか
きれいだね。の
世界ではない。

姫神山の猛者2人に圧倒されるうちに下山となる。

恐るべし姫神山。
かわいい顔して猛者達の集う山なのだ。
話しはそれたけど、
のんからの皆さん。
本当にありがとうございました。
組長のはっと汁最高でした。
いよいよ今度はスキーだね。

0 件のコメント:

コメントを投稿